*家族写真:祖父について*

家族写真、祖父母を中心に写真を撮り始めようと考えていたのは昔から。
でも、東京に上京していた私は、なかなか撮る機会がなく、
また、家族写真なんていつでも撮れると安易に考えていました。

そんな中でようやく撮り始めたのは2006年の大晦日から。
帰省をきっかけにゆっくり撮り貯めて行こうと考えていました。

実際、 年老いた祖父母、特に祖父を見たら、絶対撮って記録を残さなくては!と思いました。

92歳の祖父:徳雄じいは数年前に耳が聞こえにくくなってから、あまり人と話さなくなりました。
私も大声を出して話すのが面倒だったので、ほとんど会話をする事がありませんでした。

近くにいて遠い存在のじいちゃん。

祖父は孫が可愛く、私の留学時代から帰省をする度に自転車に乗って
近所の魚屋さんに行っては、お刺身を買い、私にくれました。

「おいしかったよ。ありがとう」

と言うと、本当に嬉しそうな顔をして

「又こうてきたるわ。」と。

何年も続いたある意味行事でした。
それがこのお正月を最後に終わってしまいました。

2007年5月5日の早朝に祖父は92歳でこの世を去りました。

本当はもっと話したかったし、色々戦争の話を聞きたかったし、
何よりもじいちゃんの事を知りたかった・・と

莫大な時間があった時にしなかった事を悔いました。

じいちゃんが幸せな人生を送ったのか解かりませんが
今ようやく安眠できた事を嬉しくも思い、寂しくも思います。

亡くなる前に写真を撮り始めれた事、貴重に思います。
短い記録となりましたが、ここに載せれる事感謝です。

まだ、我が家には二人おばあ’Sがいるので、
まだまだ私の家族写真プロジェクトは続く予定です。



  


 
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